[BOOK]緑の地球、植物の世界。

評価:
ステファノ・マンクーゾ,アレッサンドラ・ヴィオラ
NHK出版
¥ 1,944
(2015-11-20)


年末に、新刊を買いました。珍しく、理系の本。
普段はばななさんやみれいさんのエッセイとか、
身の回りの暮らしにまつわる本が多いのですが
面白いテーマだったので!
『植物は知性をもっている 20の感覚で思考する生命システム』NHK出版

地球に住んでいる生き物が数多くいますが、95%以上は植物だったんですね…!!!
数字で見ると、動物って意外と少ない住人。

子どもの頃、環境について習ったときに
「人間ってなんで自然から奪うばっかりなんだろう。。。
植物が1番いいな、植物になりたい。でも、動けないのもいやだなあ」と思いました。

ついつい、自分の身体に近い、動物やほ乳類ばかりに親近感や愛着を抱いてしまいますが、、、
緑があるだけで癒されるし、気持ちがよくなります。

体の構造が違うので、親近感を持つのは難しいけれど、
植物は「動かないで生きること」を選んで進化してきた生き物なのですね〜。
一部を損傷しても、他の部分があれば再生できる、モジュール構造の体だったり、
土の中の根冠にはものすごいセンサーやコミュニケーションする機能があったり、面白すぎる〜^^
ミドリムシとゾウリムシで植物と動物の違いがわかったり、
植物の動くスピードが相当ゆっくりなので、人間には感知できないとか!

とにかく面白かったです。
緑ともっと仲良くなれそう^^
そんな気持ちで、新しく迎えたムスカリに話しかけたり、庭の木々の世話をしています。




 
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